私の父は60歳でアルツハイマー型認知症と診断されました。
しかし認知症の症状は58歳頃からありました。
現在74歳。今は介護施設にいます。心穏やかに過ごしていると思います。
施設に入ったのは8年前。今は車椅子で生活しています。
先日母と面会に行くと、ずっと気になる音が。
ギリリッ ギリリッ
虫の鳴き声か、車椅子の音か、何か機械の音なのか…
リズミカルに休むことなく鳴り続ける音、それは、たーさんの
歯ぎしりでした。。。
ひと時も止まることなくずーーーっと。
聞いていて途中で、窓を開けて叫びだしたくなる衝動をこらえて、話しかける。
「お父さん、お父さん?」
ギリリッ ギリリッ ギリリッ
「大丈夫?歯、痛くないの?」
ギリリッギリリッと歯ぎしりは止まることなく。
職員の方は、これだけずっと歯ぎしりしていたら歯の痛みが出てくると思うんですけどね、
でも食事はしっかりと食べれていますよ、と。
歯ぎしりをやめさせたいけど、どうしようもなさそう・・・
自然にやめてくれることを願うしかない。
もう、父とは会話はできません。時折母の呼びかけに、うんうんと頷いたり、
笑ったりはしています。。あとは、目が全く合わない。
視野が狭くなっているのもあるかもしれませんが、見えているのかどうかもわかりません。
面会に行った日は気分が沈みます。
この先どうなるのか考えてしまうからでしょう。
とりあえず、歯ぎしりは心配です。。
コメント