認知症の症状④徘徊する。

こんにちは。父(たーさん)がアルツハイマー型認知症と診断されたのは60歳前の頃。
見た目には全然わからなかったです。
病院の診察の時はなぜかいつもよりシャキッとしてて、質問にもはきはき答えて、付き添いの母は
いつものたーさんはどうした…って感じだったそうです。

自宅で過ごす毎日…最初の頃は洗濯や掃除をしてくれていました。
次第に、外に出てしまい帰ってこれなくなるように。
携帯を持って出た時は電話してきて、母が迎えに行っていました。
家に誰かいる時はたーさんの様子を見れますが、どうしても家に誰もいない時もあるので
その時は心配でした。また、たーさんも家族の目を盗んでそっと気づかれずに出ていくので、少し経ってから気付く事もよくありました。

ある時、たーさんがいつのまにか外に出てしまい、母が車で探しに行きました。
私が仕事から帰って来た時に丁度たーさんを家の近所で確保して帰ってきたところで、よかったなあと母と話していたところ。
近所の人が何人か外で立ち話していたのであいさつすると。
「なんか不審者がでたってよ」というので、
話を聞いてみると、うちの自宅裏の○○さん家の裏口から中に入ろうとしている人がいたらしく。
家の人が声をかけたら逃げたと。
ん?なんだか嫌な予感が。
その人は60代くらいの初老の男性だと。警察がさっききていたよ、と聞いて。
・・・それ、たーさんだね。母と顔を見合わせてうなずきながら、
近所の人には「そうなんですか…」と言いつつ心の中では
(ヤバイヤバイヤバイヤバイ…)かなり焦っていました。
とはいえ!もしかしたら本当にそんな不審者がいたかも!(いや、状況からしてたーさんしか…)
その日は家族で話し合い、たーさんはデイサービスを利用するようになりました。

たーさんがデイサービスに通いだして、少し安心したのも束の間、家に帰ってきてから出て行ったり、
何度も一時行方不明になりました。

そして、最終的に行方不明から、怪我をして保護され、入院になります。
ながくなりますので、また改めて書いていきます。

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